都会に疲れた人は田舎に移住しよう!田舎初心者でも住みやすい人気の移住先やおすすめの仕事
田舎でのんびり暮らしたいと思っても、移住先や転職先など心配なことが多く、一歩が踏み出せないという人は多いでしょう。この記事ではそんな田舎で暮らしたことがない人でも住みやすいおすすめの移住先と移住後の転職についてお教えします。
近年若者の地方移住が増えている
地方への移住と聞くと、定年を迎えた方が老後過ごす場所として田舎でセカンドライフを始めるというイメージがありますが、最近は年配の方だけではなく、若者の地方移住も増えています。不便なことが多い田舎暮らしを若者があえて求めることに疑問を感じる人も多いでしょう。
しかし都会で働く若者の中には、ギスギスとした職場の人間関係や慌ただしい都会での生活に疲れている人も多く、都会の生活から抜け出し自然豊かな場所でのんびりと生活したいと考える人が増えています。
田舎初心者でも住みやすいおすすめの移住先
地方での暮らしを始めようと決断しても、どこを拠点にしたらいいのか悩む人が多いでしょう。そんな人のために田舎初心者でも住みやすいおすすめの移住先を紹介します。
・長野県
長野は毎年発表される移住ランキングで毎年上位に選ばれる人気の場所です。長野は都会からの移住者が多く、地方初心者がいきなり飛び込んでも疎外感を感じることなく、土地に馴染むことができます。また、長野は国内屈指の自然地帯で、冬はスキー、夏はハイキングなど、季節によってさまざまな楽しみがあります。地方自治体の支援も手厚く、住まい、子育て、仕事などさまざまな支援が受けられるので、地方暮らし初心者でも安心して生活することができます。
・山梨県
山梨は長野に並ぶ人気の移住先です。都会へアクセスしやすい場所にあるため、特急電車に乗れば90分で東京に着きます。移住の体験や下見が簡単にできためとても人気があります。また空き家バンクという制度を利用すれば、格安で空き家を借りることができるので、家賃を節約したい人にもおすすめです。空き家の持ち主との交渉次第では賃貸ではなく購入することも可能です。
田舎暮らし初心者におすすめの仕事
暮らす場所を変えるときに一番不安に思うことは仕事のことでしょう。地方は都会に比べ求人が少ないイメージが強く、転職できるか不安に思う人も多いでしょう。しかし地方には想像よりも仕事があります。そこで地方初心者におすすめの仕事を紹介します。
・地域おこし協力隊
地域おこし協力隊は、地方の仕事を手伝うという理由で移住した方を対象に国から給料を支給する制度です。支給額は自治体によって異なりますが、月額16万から20万円ほど受け取れます。地域おこし協力隊の制度が受けられるのは移住後最長3年と期限がありますが、本職を探すまでのつなぎとしておすすめです。
・自分でお店を始める
田舎では空き家を比較的安価で手に入れることができるので、リノベーションして自分でお店を始める人が増えています。カフェ、レストラン、ゲストハウス、民泊などを始める人が多いですが、その他にも美容師の免許を持っているなら美容院やヘアサロンなどもおすすめです。アイデア次第でどんなお店でも作れるので、やりたいお店のイメージがある人は実現させると良いでしょう。
・事業継承
地方では過疎化や少子化による跡取り不足が深刻な問題となっており、最悪の場合は廃業になることもあります。そのため廃業を防ぐために移住者へ事業を引き継ぐ事業者も増えており、事業者との交渉次第では跡取りとして働くことができます。先代から事業を受け継ぐためには、かなりの時間と労力は必要ですが、将来独立したいと考えている人にはとてもおすすめです。
相談会やイベントに参加し移住先の情報を集めよう
都会での生活に疲れ、田舎でゆっくり暮らしたいと思う人は多いでしょう。しかしずっと都会で生活してきた人は、地方できちんと生活していけるか不安に感じる人もたくさんいます。そんなときは相談会やイベントに参加しましょう。
生活の拠点を都会から地方に変えることは決して簡単なことではありません。本気で地方への移住を成功させたいなら、しっかりと情報を集めましょう。相談会やイベントに参加したり、候補地に足を運びその土地に住む人から生の声を聞いたりするなど、あらゆる視点からの情報と先輩方のアドバイスをもらいましょう。
そうすれば移住した後にギャップを感じて嫌な思いをすることも少ないので、自分の思い描いた理想の田舎の暮らしを手に入れることができます。